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Q.湿度が高い方が汗の出が良いのですか?

汗は「湿度が高くなると出やすくなる」しかし「あまり多湿のところに長くいると、逆に出にくくなる」傾向があります。岩盤浴の湿度環境下でも同様です。まず、前者の「湿度が高くなると汗が出やすくなる」3つの理由です。

第一の理由は、岩盤浴から放出される遠赤外線の効果が湿度で増強されるからです。遠赤外線は、その波動が細胞に働きかけ、共鳴振動をおこし一種の摩擦熱で熱産生をします。この遠赤外線が、最も働きかけるのが細胞の中でも特に「水分子」なのです。

つまり、遠赤外線の作用は、体の「水」への作用であると言ってもよいのです。体外にある「水」でも同じです。遠赤外線が放射され、皮膚に到達するまでに、「水」が介入するとその作用が増強されます。体外にある水とは、「湿度」のことです。つまり、岩盤浴では、ある程度の湿度は、温熱作用を高める働きがあり、湿度が高くなると、汗をかきやすくなるのです。

第二の理由は、体内の熱は、外気に温まった湿度があると体外に放出されにくいからです。体温は、伝導・放射・蒸発の3つの方法で体外に逃げていきますが、外気の湿度の温度が高いとそれがバリアーとなって、体内に蓄熱され、その分汗をかきやすくなるのです。

第三は、汗は、一旦出始めると続けて出やすい性質があります。つまり、汗が出始める「発汗点」(閾値といいます)があるのです。この発汗点が、皮膚面に適度の湿り気があると低下するからです。皮膚面の水が毛細現象のように働き、汗腺の導管から汗が出やすくするのかもしれません。

したがって、岩盤浴で「より早く」「より多く」汗をかこうとするなら比較的湿度の高い施設を利用するのがよいということです。また、あまり時間がなく、より早く汗をかきたい人は、入浴の前に熱めのシャワーで予め体に湿り気をつけるのもよいでしょう。(後でなく先にシャワーを浴びるのです)

ところが、モノには限度といういうことがあります。湿度は汗をかきやすくしますが、高温多湿の中に長時間いると、今度は逆に汗が減少してしまうのです。この現象を「発汗漸減」と呼びます。理由は、汗腺が疲労するという考えと、外気の湿度が汗腺の出口の表皮をふやけさせ汗を出にくくするという考えがあります。

いずれにせよ、岩盤浴ではあまり長時間続けて入浴ぜず、15分~20分くらいで休憩をするということは、再度の入浴のとき、もう一度汗を出しやすくするということでも意味があるのです。

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