臨床検査の基礎知識
- 臨床検査とは
臨床検査は大きく分けると以下の2つに分類することができます。 人体から排出される尿・便など。 人体を流れている血液・髄液。 人体を作っている細胞・臓器など。 ... - 臨床検査でわかること
検査の目的 体の悪い箇所を調べる 病気の原因を調べる 適切な治療を選ぶ 治療中の観察をする 治療の判定をする 検査項目の選択 検査の診断正確度 診断不可欠度 主な臨床検査項... - 血液の成分について
正常な血液の細胞とその働き 血液の成分は、大きく血漿と血球に分けられます。血漿は9割以上が水で、残り9%はタンパク質・塩類・ホルモンです。血球は96%が赤血球で、3%が白血球、1%が血小板です。 &... - 尿の色で分かる体の状態
尿の色で健康チェック 無色:糖尿病、尿崩症など。尿量が多いために、ほとんど無色になります。 褐色:ビリルビンの混入、濃縮尿など ビリルビンの混入・・・肝障害や胆道閉塞などの疾患により、ビリルビンが尿... - メタボリックシンドロームと臨床検査1
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群) メタボリックシンドロームとは、運動不足・食べすぎなどの積み重ねが原因で内臓脂肪型肥満をきっかけに脂質異常、高血糖、高血圧となる状態をいいます。 メタボリック... - メタボリックシンドロームと臨床検査2
内臓脂肪と皮下脂肪では、エネルギーの使われ方も違います。エネルギーの備蓄を預金に例えると、内臓脂肪は日々の生活のための普通預金、皮下脂肪はいざというときに備える定期預金や積立預金といえます。 つまり、... - 動脈硬化と臨床検査
コレステロールが動脈にたまり、酸素や栄養が不足したり、高血圧により血管に負担がかかったりすると、動脈は弾力性を失い固くもろくなってしまいます。この状態を動脈硬化と呼びます。 キーワードになる検査: コ... - 内臓年齢と臨床検査
内臓年齢とは? 人は同じ年齢であっても、生活習慣の違いなどによって、内臓の老化の進み具合にかなり差が出てきます。そこで健康診断に現れるちょっとした異常を深刻に受け止め、生活習慣の改善を図ってもらうため... - 未病とは?
「未病とは何か?」を一言でいうならば「半健康で、病気に進行しつつある状態」です。 西洋型未病・・・自覚症状はないが、検査で異常がある状態 東洋型未病・・・自覚症状はあるが、検査で異常がない状態 単な... - あなたの血管年齢はいくつですか?
健康な血管に徐々に悪玉コレステロールが沈着していき、プラークと呼ばれる詰まりができていきます。やがて、完全に血管が詰まってしまいます。脳や心臓などの毛細血管が詰まると脳梗塞や心筋梗塞が起こります。 &... - あなたの検査結果は死の四重奏?
死の四重奏の条件 ・肥満 BMI 25以上内臓脂肪型肥満(ウェスト周囲径)男性:85cm以上女性:90cm以上 ・高血圧 140以上/90以上 ・脂質異常症 LDLコレステロール・・・140以上中性脂... - 第三の脂肪 異所性脂肪とは?
第1の脂肪は、皮膚の下につく皮下脂肪。第2の脂肪は、大小腸など内臓の周り(腹膜の中)につく内臓脂肪。そして第三の脂肪は、本来なら脂肪が付くはずのない心臓や膵臓などにつく異所性脂肪。 「肥... - 寿命と健康寿命の違いは?
健康寿命とは? WHOが提唱した新しい指標で、私たち一人ひとりが生きている長さの中で、元気で活動的に暮らすことができる長さのことを言います。現在では、単に寿命の延伸だけでなく、この健康寿命をいかに延ば...
波動岩盤浴 陽翠
冷え性や肩こりがつらく、身体を芯から温めたい方