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臨床検査でわかること
検査の目的
- 体の悪い箇所を調べる
- 病気の原因を調べる
- 適切な治療を選ぶ
- 治療中の観察をする
- 治療の判定をする
検査項目の選択
- 検査の診断正確度
- 診断不可欠度
主な臨床検査項目(病院を受診した時に必ず必要な検査)
- 尿検査・・蛋白、糖、ウロビリノーゲン、潜血
- 血液検査・・白血球、赤血球、ヘモグロビン
- 糞便検査・・潜血反応 血沈とCRP
- 生化学検査・・総蛋白、総コレステロール、中性脂肪、GOT、GPT、LDH、ALP、γ-GTP、尿素窒素、クレアチニン、尿酸 など
臨床検査で分かる事
1.感染症
- 細菌感染症・・白血球増加、CRP陽性
- ウィルス感染症・・CRPのみ増加する場合が見られる。
*白血球は正常でもリンパ球が増加している場合が多い。
2.貧血
- 貧血の分類・・赤血球、ヘモグロビン、血液増
- 血液の病気・・貧血に加え、白血球の増加または減少
3.腎臓の病気
- 腎臓障害の有無・・蛋白尿,尿潜血の陽性
- 慢性腎臓障害・・・沈渣(赤血球,白血球,円柱の有無),蛋白尿,貧血の有無
4.肝臓・胆道系の病気
- 肝・胆道系の障害・・GOT,GPT,γーGTP,ALP,ビリルビンなどの 肝・胆道系 検査が異常
5.糖尿病
患者総数:1,370万人(予備群を含む)
- 食前空腹時で尿糖が陽性。ブドウ糖負荷試験が陽性。
ヘモグロビンAICが高値
6.胃腸病
- 胃腸病は検体検査で疑うのは難しいが、糞便の潜血反応が目安となり、若年では潰瘍性病変、老人では大腸ガンが疑われる。
- 日本人では外来患者の20~30%が痔を持っているので十分注意が必要である。
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