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健康カルテコンサルティングの実例2

この臨床検査報告書は、病院で検査を受けられた結果です。
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検査結果(高脂血症)

この検査結果についてのコメントが以下の通りです。

検査結果を拝見しますと中性脂肪が3,250mg/dlと基準値上限の20倍もあり、糖尿病の検査である血糖値とヘモグロビンA1Cが高値を呈していることから代謝異常 (糖尿病、肥満症) により血液中の脂質(脂肪)、特に中性脂肪(トリグリセライド)が増えた状態にあることが考えられます。

このような状態は高脂血症と呼ばれています。高脂血症は痛くもかゆくもなく全く自覚症状がありませんが、自覚症状がでた時には、すでに心臓や脳または下肢の動脈硬化が進んでいます。

そして突然、脳動脈疾患や狭心症、心筋梗塞などを引き起こすことが多く、高血圧と同様にサイレント・キラー(沈黙の殺人者)とも呼ばれています。

高脂血症を予防するためにはまず、食事の面では以下の点を意識して心がけることが大切です。

  1. 適切なエネルギーを摂取し、肥満を解消する。
  2. 中性脂肪を増やす原因となる糖質の摂りすぎやアルコールの飲み過ぎを控える。
    *飲酒のマーカーであるγ-GTPが正常上限の2倍強(192  IU/l)と高く、また肝機能検査のGOTの値(38  IU/l)も若干、高いですので飲酒量には十分気をつけてください。
  3. コレステロールの吸収を抑える働きのある植物繊維の多い食品を多くとる。
  4. 身体の酸化を防ぐ効果のあるビタミンA・C・Eを多くとる。

また食事療法とともに運動療法は、高脂血症の改善には欠かせないものです。運動によって、血行が良くなると、中性脂肪や悪玉コレステロールの分解が活発となり、悪玉コレステロールが減って、善玉コレステロール(今回の結果は46mg/dl)が増えます。

とくに、持続的に運動(とくに有酸素運動)する習慣をつけると、太りにくい体質がつくられます。

しかし、抗酸化能力が衰え始めた中高年の人が、あまり激しい運動を始めると、体内に大量の活性酸素が生じ、全身の細胞、器官、組織がその活性酸素に攻撃されることになりますので運動療法は、必ず医師と相談の上、始めてください。

現在の状態を少しでも改善するためにも定期的に当施設の岩盤浴で末梢血管の流れを良くし、細胞の代謝を高めていただき、さらに当整体療術院の健康カルテコンサルティング(体組成、血管年齢、末梢血流状態など)を受けていただき体調管理に心掛けるようにしてください。

このように怪しい数値や明らかに異常な数値がある場合には、

「どこにどのような問題があるか?」
「何に気を付ければ良いか?」
「医師にどのような質問・相談をすれば良いか?」

など詳細に説明をいたします。

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