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冷え性ってなに?

東洋医学では、病気は体の陰陽のバランスが崩れている状態と考えます。

冷え性も原因はいくつか考えられますが、体のバランスが崩れている状態や、冷え(東洋医学では寒邪といいます)が体に侵入するなど、その不調を知らせるために痛みや症状が出てくると考えています。

それらの症状や、個々人の体質を元に、体のバランスが崩れる原因や状態を見極め、それを改善することで根本から冷え性を治そうとします。

 

冷え性の原因

エネルギー不足(陽気不足)

元気とか気分がよいとか、「気」というのは人間のエネルギーの状態を指していると考えられます。陽気とは体を温める働きのあるエネルギーの事です。

この体を温めるエネルギーが不足すると、熱を生み出す力が弱まり、寒さに対しての抵抗力が減るので、体が冷えやすくなるのです。身体的特徴として、エネルギー不足ですから、全体に色白で弱々しい印象だったり、疲れやすいなどの特徴があります。

 

ドロドロ血(淤血・おけつ)

テレビ番組でもドロドロ血という言葉が、最近よく使われるようになりましたが、東洋医学では既に数千年前から、血の汚れやドロドロ状態のことが知られていました。

「血」がドロドロ、ネバネバの状態になって、血液による栄養の補給や、老廃物の排出が滞っている状態です。手足の先の細い血管に血が流れにくくなるので冷えを感じるのです。

 

貧血(血虚)

体に栄養分を運ぶ血が不足し、末端の血管に届かない状態です。体が痩せてきたり、顔色も悪くなります。

 

水分過多(水毒)

冷たい飲み物の取りすぎ、水分代謝の異常や、胃腸機能の低下によるもので、水分過多によって体が冷える状態です。

お腹にポチャポチャ音がする場合があります。いわゆる水太りという体型です。 冷えのぼせ(気逆) 血や気の流れが悪くなることで、顔や上半身はのぼせたり、ほてったりするのに、下半身が冷えている状態になります。

更年期時期にはホットフラッシュと呼ばれ、急に汗をかいたりのぼせたりという症状が顕著になります。 さらに重い場合は、逆に手足が熱く感じる場合もあります。これは、凍傷の一歩手前で熱く感じるような状態です。

 

ちなみに西洋医学では

西洋医学では、手足が冷たく、腹痛や下痢、生理通、低血圧などの症状があっても、「冷え症」という病気だとは診断されません。

多くの場合は自律神経失調として、精神安定剤を処方されたり、痛みや下痢などの症状を緩和する治療や投薬がされます。

つまり冷え症の根本を直すのではなく、症状を止めることを目指すのです。

 

(1)自律神経失調

血管の拡張や収縮をつかさどる交感神経、副交感神経の調整が上手くできなくなって、手足の先の血行が悪くなり、冷え性になるというのです。 本来身体を温めるために血管を拡張するところで、逆に細くしてしまうので血が流れないのです。

 

(2)低血圧

低血圧の人は心臓が血液を送り出すポンプの力が弱いために、手足の先まで血液が十分に届かないことが冷え性につながると考えられます。

 

(3)貧血

細胞の熱源になる栄養素を運ぶ血液が少なくなるため、冷え性になってしまう場合です。 血液中のヘモグロビンやいろいろな栄養素が足りなくなっている場合も考えられます。

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